伊吹の意味なしブログ
谷山浩子だったり、特撮だったり、本だったり日々のぼやき。 つらつらときままにやっとります。とりあえず大学生です。


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イッタイいつの時代に生まれたのかはナイショの、
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天上の物語
※屋根裏の散歩者(江戸川乱歩)は天井裏の物語である。が、特に関係ない。

200910261059000.jpg

3等です。買ったのおいらじゃないけど。

天上の物語 というか、天上のミステリ
とか、そんな感じの言葉が、確か有栖川有栖さんの『46番目の密室』で出てきます。
綾辻行人さんの『迷路館の殺人』にも、そんなミステリを目指した作家が登場します。

個人的に、神に臨む作家 とは彼らのことだと思ってしまうわけです
(小説の中の作家先生の方ね)

てなところでようやく本題に入るのだから始末が悪い。
はい。神に臨む作家が最終巻の”文学少女”(野村美月)の話です。
先週ようやく本篇の全ての物語を読了しました。
どれも大体楽しんだのですが、どうにもこれらの物語を人に薦める気にはなれないんですよねぇ。
キャラクターはかわいくて一級品ですが、本筋は微妙なところなんです。

一応、ミステリの体裁を持った作品ですけども、ソレにしちゃ謎の魅力がいまいち少ない ってものがあります。
”想像”で済ますしかないような、過去の出来事はまだしも、
”想像”で済ましては絶対いけないものまで”想像”で済ましてしまった
『月花を抱く水妖』は、遠子先輩がどれだけかわいくても許せないし、
「事件がある物語に似てる。それになぞらえたら、登場人物が一人足りない」
などと、訳のわからんこと言い出して事件を解決に導く某作なんかは
やっぱり「あかんやろ、ソレ」になってしまう。
この作品がそういうコンセプトであっても。
つーか、ただ単にゲストヒロイン殺すなよ、『妊娠してた』くらいじゃないと、面白くもなんともないぞ と
つまり、妊娠してたほうが”おもしろい”あるいは悪趣味な物語です。

グダグダ文句書いても面白い人もいないでしょうから結論?

こんな風に思ってしまうのは
バリバリ本格ミステリの有栖川有栖さんの作品(双頭の悪魔)を今読んでるからだったりします。
えへ。
一方をけなして一方を上げてるように思われそうだけど、
”読者への挑戦”を差し挟めるだけあって、登場人物が事件を”推理”していく過程がちゃんと描かれてるわけよ。
物的証拠は無くとも、理詰めでも完璧な答えが出されるような。

やっぱり、
突然、コレまで見ていた風景、世界がガラガラと音を立てて崩れる瞬間
(コレは綾辻行人さんの作品に多い)や
するすると謎を解き明かしていく過程がミステリを読む醍醐味!
と思ってしまうわけで……
この感覚は”文学少女”では最初の『死にたがりの道化』と
最終巻の『神に臨む作家』くらいでしか味わえないわけで。
ソレを思うと、

琴吹さんかわいい とか、
やっぱりツンデレな琴吹さんだよな とか、 
琴吹さんみたいな、いい女振るなんてどうかしてるよ とか
琴吹さんが美羽をぶんなぐるのは名シーン とか
あの510円をしっかり残してるのは結構恐いぞ とか

キャラ萌え的な感想ばかり出てくると、人に薦められないです。
(つーか全部琴吹さんかよ)
キャラ的な総決算で、
女性作家だから描けた修羅場がある『慟哭の巡礼者』はどうなんだろう……うぅん。


で、まだいろいろ短篇やら外伝が残ってるのです。
果たして、ソレを読んでどの程度楽しめるのか。
キャラ的なモノだけで読んでて、果たして自分は楽しめるのか。
もちろん、外伝はミステリ的な意味でも含まれるかと。
キャラ的な意味で言うと外伝は遠子先輩がいないわけで、
言い換えると

橘さんのいない仮面ライダー剣

ぼっちゃまのいない仮面ライダーカブト

流之介と寿司屋のいないシンケンジャー
を果たしてどれだけ楽しめるか

といったところに行きそうである。
(遠子先輩ってギャグ担当ですよね)
しかも、ヘタレの心葉は琴吹さんふっといて、後輩とよろしくやるのである。
ますます読んで楽しめるか謎である。
ともあれ、

俺、『双頭の悪魔』読んだら、次は『緑衣の鬼』(江戸川乱歩)読むんだ……
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